2016年3月21日月曜日

第1回「hon-com」は大成功で幕を閉じました!

本でコンパで「ホンコン」、第1回は大成功で幕を閉じました!

3月14日、作家角田光代さんをお迎えして、第1回ホンコンを高円寺・tokyobikeさんで開催しました。ゲストが選んだお題(今回は「恐怖」)にちなんだ本を持ち寄って語り合う新型コンパ、老若男女が集まるといいなあ、と主催者は思っていました。
はい、おかげさまで大成功!当日、飛び入り参加を含めて32名が手に手に「恐怖」本を携えて集合。
前半、角田さんが持参した「恐怖」本(下記リスト1)のお話を、まるで創作の秘密を聞くように伺い、後半はグループに分かれてテーブルトーク。参加者各自、我が「恐怖」本(下記リスト2)をアピールし、意外なセレクトに驚いたり頷いたり。高校生から熟年読書家まで、多彩なメンバーがテーブルを囲み活発に言葉を交わしました。
終了後は高円寺の書店文禄堂さんが角田さんの最新刊他、関連書籍を販売。にわかサイン会も開かれて、皆笑顔で解散となりました。


リスト1 角田光代さんセレクト「恐怖」本

『冬の旅』辻原登(集英社)/
『サラサーテの盤』内田百閒(ちくま文庫)
/『ロウフィールド館の惨劇』ルース・レンデル(角川文庫)/『清兵衛と瓢箪・網走まで』志賀直哉(新潮文庫)に収録されている「剃刀」/『ささやかだけれど、役に立つこと』レイモンド・カーヴァー(中央公論新社)の表題作/
『どんぐり姉妹』よしもとばなな(新潮文庫)/『わたしの献立日記』沢村貞子(中公文庫)

リスト2 参加者持参の「恐怖」本(一部)

平出隆『平出隆詩集』(思潮社/現代詩文庫)/前田英樹『セザンヌ 画家のメチエ』(青土社)/フランツ・カフカ、高橋義孝・訳『変身』(新潮文庫)/安部公房『砂の女』(新潮社)/芥川龍之介『地獄変』(集英社文庫)/一橋文哉『モンスター 尼崎連続殺人事件の真実』(講談社)/小野一光『家族喰い 尼崎連続変死事件の真相』(太田出版)/小野不由美『鬼談百景』(メディアファクトリー)/宮部みゆき『夢にも思わない』(角川文庫)/George Orwell『1984』(Secker and Warburg)/study2007『見捨てられた初期被曝』(岩波科学ライブラリー)/手塚治虫『ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ』(知恵の森文庫)/岸富美子、石井妙子『満映とわたし』(文藝春秋)/おざわゆき『凍りの掌 シベリア抑留記』(講談社Kindle版)/山本直樹『レッド最後の60日 そしてあさま山荘へ』(講談社Kindle版)






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